今日は昨日ちょっと書いた欧州資金注入について。
これは、サブプライムローン(信用の低い人向けの住宅ローン)に焦げ付きが出て、権利者であるファンドや金融機関に損失が発生、金融市場全体に波及して資金が市場から逃避していることに対する対策であります。
逃避している分の流動性を補填しようというものでしょう。
ちなみに、損失を被るのがローン会社でなくてファンドであるのは、昨今流行の証券化のせいです。
ローンの権利を証券化して、市場で売りさばいて現金を手早く確保するというものですな。
ファンドはリターンのよさ、当時の米国経済の順調整からこれらの商品をポートフォリオに多く組み込んでいたけれど、ここにきてバタンQといったところでしょう。
基本的に米国で発生したサブプライム問題でしたが、金融市場はグローバルでありますので、全世界的に打撃を受けたわけです。
そんなわけで、欧州以外に米国やわが国でも大量の資金供給が行われております。
しかし、その中でも欧州の投入額は桁一つでかい。
なぜ?
これが実は今日のメイントピックであったりします。
それは、大手仏銀BNPバリパが参加のファンドの解約凍結(ファンド出資者が出資分を回収できない状態)するという事件が起きたため。
それまでそこまで深刻なものと思われていなかったサブプライム問題に対して、欧州の市場の不安感が増大し、資金供給がへる。
そこへ来て、欧州の資金需要は好景気に支えられて高いわけです。
金はいるのに金がない。
これはもう、中央銀行が注入するしかねぇ、ということでしょう。
ちなみに昨日、どこに投入するのかなぁ?と書きましたが、おそらくインターバンク市場(銀行間での資金の貸し借りを行う市場)でしょう。
ただ、そこから先にどういう道筋をたどるのかはようわかりません。
銀行自体が金融機関なので、まずそこから直接市場へ入ることは考えられますが、さらにそこから各金融機関に貸付が波及して…って事なのかなぁ?
自信がありません…
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