今日は、「よく聞くけど、なんかわかんない。」
そんな「パレスチナ問題」について扱ってみようと思います。
一面に、イスラエルが経済支援と和平交渉を通じてパレスチナ自治政府との和平を図っているとの記事がありましたが、そもそもイスラエルとかパレスチナとかなんのこっちゃ。
結論から言うと、イスラエルはユダヤ人国家、パレスチナ自治政府はアラブ人国家です。
この両民族の対立は、第一次世界大戦時のイギリスの三枚舌外交=パレスチナ地域におけるユダヤ人国家建設支援、同地におけるアラブ人のオスマン・トルコからの独立の認証・自国による同地の統治という相容れない3つの外交方針によって生じました。
その後、イギリスがパレスチナの委任統治権を得ましたが、ユダヤ人によるテロ、ユダヤ人と結びつきの強いアメリカの圧力に晒されたため国連にパレスチナ問題の仲介を求め、ここに「パレスチナ分割決議」がなされました。
この決議によりアラブ人とユダヤ人への同地の分割が行われましたが、その割合はユダヤ人に有利なものとなりました。
これはもともと圧力をかけていたのがアメリカを後ろ盾にしたユダヤ人側だったからです。
そうなるとアラブ人が黙ってはいません。
アラブ連盟加盟国はイスラエル建国の阻止を決議し、48年にイスラエルが建国されたことを引き金に一連の中東戦争が始まります。
度重なる停戦と開戦を繰り返し、それでもなお両民族の対立はなくなることなく現在に至ります。
しかしこれでほうっておいていいはずもなく、将来的にパレスチナ国(暫定自治政府)とイスラエルとの間に包括的な和平を結ぶべく、現在両国(両民族)の歩み寄りが図られているわけです。
ちなみに、つい最近メディアを騒がせたハマスのガザ侵攻、ファタハとの対立って言うのはアラブ側の組織同士の問題です。
イスラム原理主義派ハマスについては、過激なテロ組織であるとして正当性を認めない国が多く、イスラエルの和平交渉は穏健派であるファタハとの間で進められてきました。
その流れで今回、ハマスを抜きにしたパレスチナ自治政府との間で「パレスチナ国家の骨格について新たな合意」がなされうる、とイスラエル大統領が会見したわけです。
さて、ざっと大まかに見てみるとこんな感じですが、今後はどうなるんですかねぇ?
ハマスが評議会で過半数を獲得したのも06年1月とつい最近のことであり、すんなりと両国の和平が成立しそうにはないですが。
まぁしかし、このあたりは専門外ですのでなんとも。
では、今日はこの辺で。
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